こんにちは!Fumiです。
バージョンアップでマルチポイントに対応したEcho Buds。1万円台というリーズナブルな価格帯ながら、機能面ではアレクサにノイキャン、ワイヤレス充電と高級イヤホンの機能をほどんど網羅しています。格安ワイヤレスイヤホンの中で、高コスパのEcho Budsの使い勝手などをレビューします。
Echo Budsを一言で表すなら「ソニーのプログレッシブモデルWF-1000XM4の廉価モデル」と言えます。
なぜかというと、機能面でWF‐1000XM4と似ているから。
機能 | Amazon Echo Buds | Sony WF-1000XM4 |
---|---|---|
マルチポイント | ○ | ○ |
マルチペアリング | ○ | ○ |
ノイズキャンセリング | ○ | ○ |
外音取り込み | ○ | ○ |
アレクサ | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | ワイヤレス充電モデル有り | ○ |
1万円台の価格のイヤホンって機能面で何か妥協している部分があるのですが、Echo Budsは高価格帯並みに機能面で充実しています。
ということで、前説はこれくらいで早速、Echo Budsを紹介していきます。

Echo Budsの同梱物や外観

- Echo Buds本体
- 充電ケース
- 充電ケーブル
- イヤーチップ
- ウイングチップ
- 説明書

ケース前面。バッテリー残量が分かるLED付き。

ケース背面。左がUSB-C充電ポート、右がペアリングや初期化するためのボタン。
ケース背面のボタンは
- 3秒長押し・・・ペアリングモード
- 15秒長押し・・初期化

ケースの底にAmazonのロゴがあります。

ケースを開けるとバッテリー残量が分かるLEDが点灯します。バッテリー残量はLEDの色で判別できます。
LEDの色 | イヤホンのバッテリー残量 | ケースのバッテリー残量 |
---|---|---|
緑 | 40%以上 | 1回以上のフル充電が可能 |
黄 | 40%以下 | 1回のフル充電不可 |
赤 | バッテリー残量わずか | バッテリー残量わずか |
バッテリー残量は「アレクサ、バッテリー残量は?」で音声で聞くことも可能。

イヤホンの裏側。LRの表記が大きくて見やすいので、左右を間違えずに着けやすいです。

付属のイヤーチップは4サイズ。
黄 XL | 青 L | 赤 M | 緑 S |

ウイングチップはSとLサイズが付属。3つ入っていました。

ウイングチップを装着。ウイングチップは好みで着け外ししてください。私は左耳はウイングチップ無しでもフィットしましたが、右耳は若干、不安定だったのでウイングチップを付けたら安定しました。
アプリで着け心地のテストができます。

音質とノイズキャンセリング機能
音質は調整次第
Echo Budsで、初めて聴いた感想は、中音域が強いのかな!?と。オーディオブックで試聴しましたが、声の残響音が若干シャリシャリした音があって、不自然な感じがしました。
失敗したかなと思いましたが、いろいろ調整したらAmazon Echo Budsは化けました。
そもそも聴覚は年齢によって聞こえやすい音域が変わります。人がいい音だと感じる音質も年齢の影響を受けます。Echo Budsはアプリで聴覚検査をして、音質を調整してくれます。それプラス、イコライザーの調整で鬼に金棒です。


イコライザーは±6段階で調整可能。

調整前は度のあってない眼鏡をかけているようなもので、調整後は自分にピッタリの音質になります。
ノイキャンはEcho Buds独自の強みがある
実際に試してほしいのですが、スマホなどの音量を50にしてください。そこから音量を半分の25へ。それがEcho Budsのノイズキャンセリング機能の実力です。低音から高音までの全体の音量は半分くらいになります。
私の体感になってしまうのですが、基準はSony WF-1000XM4の低音のノイキャン機能のスコアを100として、表にまとめました。
音域 | Amazon Echo Buds | Sony WF-1000XM4 |
---|---|---|
低音 | 80 | 100 |
中音 | 60 | 50 |
高音 | 40 | 30 |
低音に関してはSony WF-1000XM4はエアコンの音などがほぼ聞こえなくなるのに対し、Echo Budsは耳を澄ませば若干聞こえるかなという程度。
逆に、中音や高音に関しては、Echo Budsのほうが、ノイキャン性能は高いと感じました。私の職場の食堂はテレビと話し声がうるさいので、Echo Budsのほうが快適にすごせます。
逆に、ストレスを感じやすい低音域は、断然Sony WF-1000XM4が優れています。通勤時の車や電車の騒音を大幅にカットしてくれるので、手放せない愛機になっています。
記事冒頭でEcho Budsを一言で表すなら「ソニーのプログレッシブモデルWF-1000XM4の廉価モデル」と書きましたが、場面によって使い分けができるのがうれしい誤算でした。
タッチ操作
Echo Budsの強みはタッチ操作が結構、柔軟に再設定できる点。デフォルトでは左右同じ挙動になっているので、自分好みに設定しましょう。
タッチ操作の設定項目一覧
タッチ操作 | 左 設定可能項目 | 右 設定可能項目 |
---|---|---|
シングルタップ | 再生/一時停止 左シングルタップを無効にする | 再生/一時停止 右シングルタップを無効にする |
ダブルタップ | 再生/一時停止 次の曲 前の曲 ANC/アンビエントサウンド 左ダブルタップを無効にする | 再生/一時停止 次の曲 前の曲 ANC/アンビエントサウンド 右ダブルタップを無効にする |
トリプルタップ | 再生/一時停止 次の曲 前の曲 ANC/アンビエントサウンド 音量を上げる 音量を下げる 標準アシスタント タップでAlexa マイクオン/マイクをミュート 左トリプルタップを無効にする | 再生/一時停止 次の曲 前の曲 ANC/アンビエントサウンド 音量を上げる 音量を下げる 標準アシスタント タップでAlexa マイクオン/マイクをミュート 右トリプルタップを無効にする |
長押し | 再生/一時停止 次の曲 前の曲 ANC/アンビエントサウンド 音量を上げる 音量を下げる 標準アシスタント タップでAlexa マイクオン/マイクをミュート 左長押しを無効にする | 再生/一時停止 次の曲 前の曲 ANC/アンビエントサウンド 音量を上げる 音量を下げる 標準アシスタント タップでAlexa マイクオン/マイクをミュート 右長押しを無効にする |
タッチ操作の残念な点は2つ
- シングルタップの設定が再生/一時停止しかない
- ANC/アンビエントサウンドをどちらもオフにはタッチ操作ではできない
ANC/アンビエントサウンドの切り替えもシングルタップで、できたら良かったなと。手持ちのSony WF-1000XM4と全くおなじ設定にできたから。数機種イヤホンを使いまわしていると、タッチ操作で混乱するし。
ANC/アンビエントサウンドをどちらもオフにする場合(ノーマルモード)はアレクサアプリで切り替えられます。タッチ操作で、できないのが不便かな。
設定はアレクサアプリで
【省電力】をオンまたは【外音コントロールをオフにする】で設定可能

妥協案として私のタッチ操作の設定を紹介(WF-1000XM4と似たような操作にするため)
タッチ操作 | 左 | 右 |
---|---|---|
シングルタップ | 左シングルタップを無効にする | 再生/一時停止 |
ダブルタップ | ANC/アンビエントサウンド | 次の曲 |
トリプルタップ | 左トリプルタップを無効にする | 右トリプルタップを無効にする |
長押し | ANC/アンビエントサウンド | タップでAlexa |
着信時や通話中のタッチ操作は固定
通話時のタッチ操作 | 左右共通 |
---|---|
ダブルタップ | 左右いずれかのイヤホンをダブルタップして ・着信の応答 ・通話の終了 |
長押し | 左右いずれかのイヤホンを長押しして ・通話の拒否 |
バッテリーの持ちと充電時間
Echo Budsのバッテリーの持ちは決して悪くない。
どういうことかというと公式では連続再生時間5時間となっていますが、この連続再生時間はバッテリー消費が多くなるノイキャン機能が常にオンの状態です。
Amazon Echo Buds | Sony WF-1000XM4 | |
---|---|---|
ノイキャンOFF時 | 6.5時間 | 12時間 |
ノイキャンON時 | 5時間 | 8時間 |
ケース込み | 19.5時間(ノイキャンOFF時) 15時間(ノイキャンON時) | 36時間(ノイキャンOFF時) 24時間(ノイキャンON時) |
急速充電 | 15分の充電で120分の再生可能 | 5分充電で60分の再生可能 |
ワイヤレス充電 | オプションで選べる | ○ |
急速充電にも対応しているので、ノイキャンON時でも、十分なバッテリーの持ちです。
使い勝手と持ち運び
Echo Budsの充電ケースはコンパクトなデザインで、ポケットやバッグに簡単に収納できます。また、本体はIPX4の防水性能も備えており、ジムやランニングなどのスポーツシーンでも活躍します。
自分の耳に合ったイヤーチップと場合によってウイングチップを付けることで、激しい運動でも安定します。
アレクサが便利!
Echo Budsのアレクサの起動方法は、Echo Budsを装着した状態で
- アレクサとウェイクワードを言う
- タッチ操作で起動する
特にタッチ操作でアレクサを起動できるのが便利。イヤホンは耳にあるので、小さい声でも反応してくれます。アレクサと言わずに、アレクサに指示できるのが使いがってが良いです。
価格とコストパフォーマンス
Echo Budsは1万円台という手頃な価格でありながら、ハイエンドモデルに匹敵する性能を持ち合わせています。その高いコストパフォーマンスは、特に予算に制約のあるユーザーや初めてのノイズキャンセリングイヤホンを探している方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
Echo Budsを安く手に入れる方法は?
おすすめの方法は3つ
- タイムセール対象商品になっているとき
- 楽天市場やYahooショッピングで購入する
- プライムデーまたはブラックフライデーのとき、購入
一番おすすめはプライムデーまたはブラックフライデーの時に購入です。過去のセール時でのEcho Budsの最安値は5,980円(7,000円OFF)
で、さらに、ポイントアップキャンペーンも同時開催されるので(前回は15%ポイント還元)
実質、私は5083円で購入できました。1万円台でも、全部入りで高コスパなのに、やばすぎでしょ!?
セール時以外では楽天市場やYahooショッピングでの購入をおすすめします。お店によっては1万円以下で売っていることもあります。
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