Kindle Scribeレビュー 10.2インチの大画面に手書きもできる最高の電子書籍リーダー

Kindle Scribeのレビュー画像 Amazonデバイス

こんにちは!Fumiです。

2022年11月30日、Kindleの新モデルKindle Scribeスクライブが発売されました。10.2インチの大画面に大容量ストレージ(16・32・64GB)、手書きができたり、今までのKindleシリーズには無かったモデルです。

当記事では、Kindle Oasis初代を6年以上使い続けている私が、Kindle Scribeの良かった点などを解説します。

Fumi
Fumi

Kindle Scribeは手書き機能に注目しがちですが、漫画専用端末としても優秀です。

Kindle Scribe(64GBモデル)の同梱物とスペック

  • Kindle Scribe本体
  • プレミアムペン
  • 交換用ペン先5本と交換ツール
  • USB-Cケーブル(C to A)

充電アダプターは付属してません。

Kindle Scribe価格
16GB スタンダートペン付き47,980
16GB プレミアムペン付き51,980
32GB プレミアムペン付き54,980
64GB プレミアムペン付き59,980
ディスプレイ10.2インチ 300ppi LED35個 色調調節ライト 明るさ自動調整機能 自動画面回転機能
サイズ196mm×230mm×5.8mm 重量433g
容量16GB/32GB/64GB
バッテリー読書:1回の充電で最大12週間利用可能
手書き機能:1回の充電で最大3週間利用可能
充電時間PCからUSB経由での充電で約7時間。USB-C充電アダプター (9W) 経由での充電で約2.5時間
対応ファイルフォーマットKindleフォーマット8 (AZW3)、Kindle (AZW)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRCに対応。HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、PMP は変換して対応

Kindle各端末の比較早見表

KindleKindle PaperwhiteKindle Paperwhite
シグニチャーエディション
Kindle OasisKindle Scribe
デバイスサイズ157.8x108.6x8.0mm174x125x8.1mm174x125x8.1mm159x141x3.4-8.4mm196x230x5.8mm
ディスプレイ6インチ6.8インチ6.8インチ7インチ10.2インチ
重量158g205g207g188g433g
容量16GB8/16GB32GB8/32GB16/32/64GB
フロントライトLED 4個LED 17個LED 17個LED 25個LED 35個
充電ケーブルUSB-CUSB-CUSB-Cmicro USBUSB-C
防水××
色調調節ライト×
明るさ自動調整××
自動画面回転×××
接続wifiwifiwifiwifi またはwifi + 無料4Gwifi
その他機能ワイヤレス充電ページ送りボタン手書き入力機能

Kindle Scribeの良かった点

  • Kindle端末最大の10.2インチの大画面
    • 横向きで見開き2ページ表示可能
    • インテリアとしてもオシャレ
  • Kindle端末初の手書き機能
  • Kindle端末最大のストレージ(64GBモデル)

Kindle端末最大の10.2インチの大画面(横向きで見開き2ページ表示可能)

大画面なので漫画や雑誌、図や表、挿絵などが多い本が読みやすいです。セリフだらけの『HUNTER×HUNTER』37巻もストレスなく読めます。Oasis初代に比べてページ送りも早くなっていました。

Kindle端末って横向き表示ができるのをご存じですか?

上下を逆にするのはKindlle端末を逆さにするだけで、自動的に表示してくれます。対して、横向きに表示したい場合は、Kindle端末で設定する必要があります。

横向き表示の設定方法は簡単です。

Kindle端末で本を開いたら

  1. Kindle端末上部をタップしてメニューバーを表示させる
  2. 右上にあるAaをタップ
  3. レイアウトの方向で横向きを選択

大画面のKindle Scribeだと漫画を見開き2ページ表示しても、問題なく読めます。小説などの活字本も見開きにすることでページ送りをする回数が少なくなります。

Fumi
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物理送りボタンがあるOasis、横向き表示でも見やすいScribeとTPOに応じて使い分けができます。

インテリアとしてもオシャレ

今まで広告ありモデルを使っていたので、気が付かなかったのですが、広告なしモデルのKindleは画面OFF時の待機画面がオシャレです。大画面のScribeは、ちょっとした絵画や写真を飾るように、机などに気軽に置いておけます。

Kindle端末初の手書き機能

本を読んでいる途中で、気になったところや感想、筆者の考えとはちょっと違うななど、何でもメモ書きが気軽に書き込めます。メモ機能自体は他のKindle端末にもありましたが、ソフトキーボードの打ちにくさが難点でした。

書き心地もスムーズで、細めの油性ペンで紙に書いている感じがしました。付属のペンは充電不要で、Kindle Scribe右側側面にマグネットで着脱できます。マグネットは強力で、よほどどこかにぶつけたりしない限り、ペンを落とす心配はなさそうです。

Kindle Scribeはノートとしても使用できる

ノートブック機能は18種類の罫線テンプレートが用意されています。普通のノートの横線や縦線からスケジュール用、日記用、升目など使い方は、あなた次第です。

例えば、私の場合は

  • 本を読み終わった後、どれだけ頭に入っているか、記憶だけを頼りにノートに書きだす
  • ブログの下書き用
  • マインドマップを書いてアイデア出し

ノートやメモはEメール経由でエクスポートできます。EメールアドレスはAmazonで使用しているEメールアドレスが事前に登録されているので、簡単にエクスポートできます。

Kindle端末最大のストレージ(64GBモデル)

ぶっちゃけ小説などの活字の本(リフロー型)だけなら、4GBでも十分な容量です。が、漫画や雑誌など写真や図が多い本(フィックス型)は1冊当たりのデータ容量が活字本より10倍以上あります。なので、漫画を大人買いしても、大量に持ち歩けます。

ウェブプラウザも使えるだと!?

Kindle Scribe下部に表示されるメニューの【その他】からウェブプラウザを使用できます。

E-Inkタブレットなので、スクロールはしづらいという欠点はありますが、ウェブプラウザも使えます。

Kindle Scribeの気になった点

10.2インチの大画面が外に持ち歩くのに不便

Kindle ScribeはB5の大学ノートと同じくらいの大きさです。他のKindle端末は上着のポケットなどに入れることができましたが、Kindle Scribeは外に持ち歩くのにカバンが必須です。もしくは専用カバーを買ったほうが良いです。高いけど……。

プレミアムペンのショートカットキーを意図せずに押してしまう

意識せずにペンを持つと、ショートカットキーを押してしまうことが何度か。とはいえ、初日で触ったばかりなので、何日か使っていれば慣れると思います。使いづらければショートカットキーの変更も可能です。

専用カバーが高い

Kindle Scribeの純正専用カバーは3種類あります

Kindle Scribe専用カバー価格カラー
ファブリックカバー9,980ブラック、ブルー、ローズ
レザーカバー13,980ブラック、マルベリー
プレミアムレザーカバー15,980エメラルドグリーン、タングステン

専用カバーだけで、Kindle端末をもう1台買える価格なのは……。

急速充電に対応しているが、充電アダプターは付属していない

Kindle Scribeと一緒にFire HD 8 Plus タブレットも購入しました。Fire HD 8 Plus タブレットには充電アダプター (9W)も付属していましたが、Kindle Scribeには付属していません。なので、急速充電したい場合は、別売りの充電アダプターを購入する必要があります。

が、Amazon純正の充電アダプターはあまりおすすめしません。

理由は3つ、価格・性能・サイズの全てで上位互換の充電器があるから

Amazon
¥1,980 (2022/12/02 19:28時点 | Amazon調べ)
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楽天市場で探す
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Yahooショッピング

Anker PowerPort III Nano 20WはUSB-Cなので、付属のC to AケーブルをC to Cケーブルに買い替える必要はあります。

Kindle Scribeはどのモデルを購入すべき?

Kindle Scribe価格
16GB スタンダートペン付き47,980
16GB プレミアムペン付き51,980
32GB プレミアムペン付き54,980
64GB プレミアムペン付き59,980

Kindle Scribeの使用目的に応じてストレージ容量を選ぼう

16GBスタンダードペン付きと64GBプレミアムペン付きの価格差は1万2千円
16GBプレミアムペン付きと64GBプレミアム付きペンの価格差は8千円

手書き機能があるから64GBがいいのでは?と思いますが、ノートブック機能で1ページ分のデータ量を漫画1ページ分と同じだと仮定した場合、ノート200ページくらいで漫画1冊分……。ノート機能のデータ使用量は誤差という結論に。

1冊のデータ容量が少ない活字本(リフロー型)中心なら16GB
1冊のデータ容量が多い漫画や雑誌(フィックス型)なら64GB

が、おすすめです。

Kindle端末は後からストレージ容量の変更や追加はできないので、慎重に選んでください。

スタンダートペンとプレミアムペンはどっちが良い?

ペンの種類を選択できるのは16GBモデルのみです。

16GBスタンダードペン付きと16GBプレミアムペン付きの価格差は4千円

Kindle Scribeを片手で持ちながら使用する場合は、ペン機能の切り替え(書きモード、マーカー、消しゴム)は持ち手の親指で操作可能です。なのでスタンダードペンでも、そこまで不便は感じません。

が、Kindle Scribeを机において使用する場合は、ペン機能の切替が若干面倒です。プレミアムペンならペン側だけで書きモード、マーカー、消しゴムが使えます。その機能に4千円の価値があるかで判断してください。

ペンは単品でも購入可能です。

スタンダードペン単品価格 4,980円
プレミアムペン単品価格 9,980円

Kindle Scribe価格
16GB スタンダートペン付き47,980
16GB プレミアムペン付き51,980
32GB プレミアムペン付き54,980
64GB プレミアムペン付き59,980

Kindle Scribeの保護フィルムや専用カバーは買ったほうが良い?

プレミアムレザーカバーを買ったのでレビュー

プレミアムレザーカバーは色をタングステン、エメラルドグリーンの2種類から選べます。迷彩柄が渋く、高級感があります。

専用カバーのメリット

専用カバーは無くても良いけど、Kindle Scribeの使い勝手が格段に向上します。

  • 2段階の角度調整でスタンドとして使える
  • マグネット装着でカバーの着脱が簡単
  • 自動で電源のオンオフ
  • スタイラスペンをしっかり固定
  • 持ち運び時の傷などからの保護

2段階の角度調整でスタンドとして使える

浅めの角度だと書きやすく、深めの角度だと読みやすいです。結果、読書や勉強などKindle Scribeでの作業がより集中しやすくなりました。

マグネット装着でカバーの着脱が簡単

Kindle Scribeを手にもって読んだり書いたりしたいときでも、簡単にカバーの取り外しができます。

自動で電源のオンオフ

カバーを開け閉めするだけで、手軽に電源をオンオフできます。電源のオンオフのボタンは小さく、地味に操作しづらかったのが解消できました。

カバーを開けるだけで、すぐに読書を開始できるのも良いです。

Kindle Scribe専用カバー価格カラー
ファブリックカバー9,980ブラック、ブルー、ローズ
レザーカバー13,980ブラック、マルベリー
プレミアムレザーカバー15,980エメラルドグリーン、タングステン

買って失敗した保護フィルム 紙のような描き心地

Amazonで「Kindle Scribe 保護フィルム」で検索したら、ペーパーフィルムや紙のようななどの宣伝文句の保護フィルムがたくさんヒットしました。なので、そういうものなのかと思って買ってみたら失敗しました。

保護フィルムが紙のようにざらざらした質感で、書き心地が悪くなりました。ざらざらしているのでスタイラスペンの摩耗も加速します。

追加注文した強化ガラスの保護フィルム

書き心地も視認性も問題ない保護フィルムです。Kindle Scribeにピッタリのサイズで2枚入り。

まとめ:Kindle Scribeは今年買ってよかったガジェット1位

Kindle端末は本を読むためだけに特化したデバイスです。手書き機能が加わったScribeは、本で得た知識を定着化させるツールとして、最高の体験を味わせてくれます。

どういうことかというと、私の場合は

Kindleで本を読んだら、すぐにScribeにまとめる。ある程度まとめたらブログの記事に使えないかと考える。ブログから収益が発生する。発生した収益で本を買う……の繰り返しで本を買うお金に困ることは無くなりました。

Kindleに出会えたことで、ブログという世界に飛び込み、人生が少しずつ変わっていくのを日々実感しています。

要するにKindle最高だよ!読書って素敵な趣味だよ。Kindleで読書家になりませんか?

以上!ノシ

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