VOLTME Revo 35 Duoレビュー Fireタブレットを最速で充電できる唯一の充電器

Amazonデバイス

こんにちは!Fumiです。

※当記事は、VOLTME様より商品提供をしていただいてレビューをしています。

最近、持ち運び用に20W2ポートの充電器を購入したばかりなのですが、もっと良い充電器があったので紹介します。基本的に充電器はW数が増えるほど、重さとサイズも大きくなります。なので、「持ち運び用に小さいサイズなら20Wだよね」と思考停止していたので、35Wという選択肢はありませんでした。

私の持っている20W2ポートの充電器は、2ポート同時使用時に各ポートの出力が7.5Wまで下がってしまい、スマホなどを急速充電できなくなってしまいます。が、今回紹介するVOLTMEの35Wの充電器は2ポート同時使用時でも各ポート18Wの高出力です。なので、スマホとワイヤレスイヤホンを同時に充電しても、急速充電できる充電器です。

VOLTME Revo 35 Duo CCの外観や仕様

正面にはブランド名と凹凸のデザイン。後ろにも凹凸のデザインがあります。シンプルでミニマルというモダンなデザインが高級感を演出しています。

充電器の色はブラックとホワイト

Amazonの商品画像を見てイメージしていたより、小さくて驚きました。ワイヤレスイヤホンのケースと同じくらいで、ズボンのポケットにも入るサイズです。

プラグは折り畳み可能です。

1ポート使用時最大35W
2ポート使用時18W+18W(最大36W)
サイズ48×30×48mm
重さ78g

Revo 35 Duoシリーズは3タイプあります

Revo 35 DuoCCCALite
ポートタイプタイプC(2ポート)タイプC(1ポート)
タイプA(1ポート)
タイプC(2ポート)
プラグ折り畳み式折り畳み式折り畳めない

Liteはプラグが折り畳めませんが、1割ほどお買い得になっています。

VOLTME Revo 35 Duoは最新技術の詰まった次世代充電器

以下の3つの機能を有しています。

  • PD(Power Delivery)
  • PPS(Programmable Power Supply)
  • Gan III(窒化ガリウム)

順に説明します。

PD(Power Delivery)

PDは、異なるデバイスに適した電力供給を可能にする技術です。デバイスの充電速度や電力要求に応じて可変電力を提供し、高速充電や効率的な充電を実現します。例えば、スマートフォンからノートブックまで、幅広いデバイスに対応し、一つの充電器で多くのデバイスを充電できます。

要するに、20Wまでしか対応していないデバイスに、35Wの充電器を繋げても、過電流にならずに、20Wで充電できます。

PPS(Programmable Power Supply)

PPSは、電圧と電流をプログラム可能に調整する技術です。デバイスのバッテリー特性や充電状態に合わせて最適な充電条件を提供し、バッテリーの寿命を延ばします。効率的な充電とバッテリーの健康状態を両立させるための重要な機能です。

GaN III(窒化ガリウム)

GaN IIIは、高性能な半導体材料で、充電器の性能向上に寄与します。高い電子移動度と低損失特性を持ち、効率的な電力変換を実現します。これにより、コンパクトなサイズの充電器で高速充電が可能で、持ち運びや収納が便利です。効率的に電力変換できるので、CO2の削減にも期待される半導体材料です。

総じて、PDは異なるデバイスに適した電力供給を可能にし、PPSは充電条件を最適化してバッテリー寿命を保護します。そして、GaN IIIは高性能な素材で、高効率かつ高速な充電を実現する革新的な技術です。

VOLTMEって?信頼できる?

VOLTMEは、中国深センの充電器メーカーであるVoltnex Innovations Technology(ボルテックス・イノベーションズ・テクノロジー)の独立ブランドです。充電分野で20年以上の実績を持つ大手製造元で、同時に複数の有名なメーカーに製品を提供しています。

VOLTMEは、2022年に独自ブランドを立ち上げました。ブランド名は、「Voltage(電圧)」と「Time(時間)」から由来しています。技術革新を推進し、お客様により楽しく、より快適で、より創意工夫にあふれた製品・サービスを提供する、という理念のもと、高品質でコスパの高い製品を開発しています。

主な製品は、急速充電器、充電ケーブル、モバイルバッテリーなどです。充電器は、GaN(窒化ガリウム)技術を採用したコンパクトで軽量な製品が人気です。充電ケーブルは、高耐久性と高伝導性を兼ね備えた製品が特徴です。モバイルバッテリーは、大容量で長時間の使用が可能な製品がラインナップされています。

日本では、Amazonや楽天市場などのECサイトで購入できます。

VOLTMEの製品は、まだ日本では知名度が低いですが、その品質の高さから、今後注目を集めていくブランドと言えるでしょう。

次に、実際に充電してみて表記通りに充電できるか調べてみます。

実際に充電してみた

電流電圧チェッカーを使って、表記通りのパフォーマンスが出ているか調べてみました。

1ポート使用時最大35W
2ポート使用時18W+18W(最大36W)

ここで一つごめんなさいなのが、

30W前後対応のデバイスを1個も所持していない
ライトニングの変換アダプタを持っていないのでiPhone(18W)を検証で使用できない
ノートパソコンは65Wなので、検証に使用できない
所持しているデバイスのFireタブレットで最大約14Wのみ

なので、2ポート使用時でFireタブレットが2台接続時に14W出るか調べてみました。

下のケーブルは端数が切り捨てで、13~14Wを行ったり来たりしていたので、2台とも14Wで充電できています。

Fireタブレットを14Wで充電できているって、すごいことなんです!

どういうことかというと、下記の表のとおり

充電器実測W数実測出力テスター画像
Amazon純正充電器(USB-A)5W4.78W5.04V=0.95A
Amazon純正急速充電器(USB-A)9W8.6W5V=1.72A
DIGIFORCE(USB-C)20W10.5W4.73V=2.22A
DIGIFORCE(USB-A)20W8.36W4.75V=1.76A
Anker PowerPort Ⅲ Nano(USB-C)20W9.84W4.71V/2.09A
VOLTME Revo 35 Duo(USB-C)35W14.11W 4.9V=2.88A
Anker Nano Ⅱ(USB-C)65W11.16W 4.75V=2.35A

Amazon純正の9W充電器と比べて、他の20W以上の充電器を使っても10W前後しか出ません。が、VOLTME Revo 35 Duoだけ14.11Wも出ています。詳細は下記の記事を参照してください。

>Fireタブレットの充電時間を早くする方法とおすすめの充電器

各デバイスの急速充電に必要なW数

Apple Watch5W
Fireタブレット14W
iPhone(11まで)18W
iPhone(12以降)20W

通常速度の充電に必要なW数

MacBook Air 13インチ30W
MacBook Air 15インチ35W
MacBook Proシリーズ61W~

VOLTME Revo 35 DuoはMacBook Airなら1ポート使用で通常速度の充電が可能。スマホなどなら2ポート同時使用でも急速充電できます。

合わせて買いたい充電ケーブル

PD対応の充電ケーブルはVOLTMEも販売しています。VOLTMEの充電ケーブルPowerLink Mossシリーズは柔らかいシリコン素材を採用。

コードを束ねられるケーブルタイも付属していました。触り心地が良いケーブルです。

特徴は以下の3つ

  • 柔らかくて絡まないシリコン制
  • 2,5000回の折り曲げテストでも断線しない高い耐久性
  • 5種類のカラーバリエーション

なお、ケーブルは60Wと100W対応があります。100W対応ケーブルはE-Markerスマートチップ搭載で超急速100W充電に対応しています。

ケーブルに関しては大は小を兼ねるので、100Wをおすすめします。が、少しでも安く済ませたい方は60Wでも良いかと。

まとめ

当記事では、次世代の充電技術、PD(Power Delivery)とPPS(Programmable Power Supply)、GaN III(窒化ガリウム)が搭載されたVOLTMEの充電器を紹介しました。

  • 持ち運びやすくてモダンなデザイン
  • 2台同時にスマホなどを急速充電可能な出力(1ポート使用ならiPad Airも充電可)
  • 安全性に関しても配慮、過電流や過熱などのリスクを最小限に抑える機能

など、総合的に考えるとVOLTMEの充電器は、コンパクトさと高い出力能力、安全性の面から見て、おすすめの充電器です。

他社競合製品と比べてみても、安く買えるのがおすすめです。記事執筆時(2023年8月29日時点)ではありますが、Amazonでは20%オフのクーポンも発行されています。

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