Xiaomi Smart Band 8レビュー オシャレになった格安フィットネストラッカー

スマートウォッチ

こんにちは!Fumiです。

Xiaomiから新製品Smart Band 8が2023年9月27日より発売されました。以前のモデルよりもデザインが一新され、チープさが無くなり、バンドも交換しやすくなりました。新モデルは以前のモデルと何が違うのか比較しながらレビューします。

ちなみに8は、最初から日本語にも対応しています。(以前のモデルは、日本語対応版が後から発売されていた)

  • Xiaomi Smart Band 8で追加されたことや変更点
    • デバイス本体の質感が高級に(メタリック仕上げ)
    • 本体のカラーは2色から選べる
    • クイックリリース構造(バンドが交換しやすくなった)
    • Xiaomi純正の交換バンドも発売
    • 急速充電対応
    • 2つあった専用アプリを1つに

以前のモデルは、安さが売りでした。が、新モデルの8ではデザイン面が一新され、使い勝手も向上しています。なぜだか分かりませんがXiaomi Smart Bandシリーズは専用アプリが2つありました。8になってから、ようやく専用アプリは「Mi Fitness」に統一され、ネットなどで使い方などを調べるときも調べやすくなると思います。

では、早速、Xiaomi Smart Band 8を紹介します。

Xiaomi Smart Band 8の同梱物や外観

  • スマートバンド本体
  • 充電ケーブル
  • 説明書(というより使用上の注意事項しか書かれていない)

説明書には全く使い方が書かれていません。使い方は下記の記事を参照してください。
>Xiaomi Smart Band 8のペアリングと使い方【Mi Fitness】

デバイス本体のデザインが改良

フレームがメタリック仕上げで高級感がでるように

以前のモデルはディスプレイ部分以外はバンドに覆われていてフレームがありませんでした。新モデルはバンドも普通の時計のようになり(1本につながっていたのが2本を取り付ける)、フレーム部分も作りこまれています。

デバイス裏側のセンサーを覆っている出っ張りが薄くなった

デバイスの裏には、各種センサーとバンドをワンタッチで外せるボタン、充電端子があります。

以前のモデルは6と7を購入しましたが、記事にもせず、押し入れ行きに。その原因がセンサー部分を覆っている台座みたいな出っ張り。厚みがあるせいで、バンドの留めたい穴になかなか入らないのと、1個分緩めただけできつめからゆるゆるになってしまうフィット感がどうしてもダメで。

裏側の中央のセンサー部分を覆っている出っ張りが、ちょっと着け心地を悪くしています。相変わらず新モデルでもしっかりフィットさせると肌に跡が付くのはマイナスポイント。

とはいえ、その出っ張り部分も以前のモデルよりは半分くらいの薄さになっています。付属のベルトでも狙った穴に留めやすく、着け心地も以前のモデルより改善されました。

本体のカラー(フレーム部分)は2色から選べる

新モデルの8は、最近のスマートウォッチのように、バンドが簡単に外しやすいクイックリリース構造(ボタン一つで外せる)になりました。交換用のバンドはサードパーティー製だけでなく、Xiaomi純正の交換用バンドも発売されています。

なので、本体のカラーは交換用バンドも視野に入れて選ぶのがおすすめです。交換用のバンドは下記の記事にまとめましたので参考にしてください。

>Xiaomi Smart Band8用おすすめ交換バンド(ベルト)保護フィルムなどのアクセサリーも紹介

急速充電対応

充電中に時刻と充電のパーセント表示が便利です。

急速充電に対応しフル充電するのに1時間ほどです。公式では最大16日間の持続バッテリーとされていますが、これは、ほとんどの機能をオフにした状態です。なので通常使用するなら6日程度のバッテリーの持ちになります。

とはいえ1時間でフル充電できるので、お風呂の時に充電しておけば、バッテリーは気にならないです。

充電ケーブルの長さは約50cmです。

充電ケーブルはUSB-Aです。デバイス本体に繋げる端子部分は、マグネットになっています。

タッチ操作や画面の見やすさ

もともと操作性の良かったSmart Bandシリーズですが、8ではタッチ操作の反応などがより良くなりました。タッチ操作や画面の見やすさはフィットネストラッカーとしては、トップクラスです。

  • 画面が大きい
  • 発色が良い
  • タッチ操作やスワイプ操作もスマホのような感覚

以上の点から、直射日光下でのランニング時でも、心拍数のチェックやタイマーアプリの起動や停止などの操作がしやすいです。

専用アプリはMi Fitnessのみに

以前のモデルはZepp Life(旧Mi Fit)とMi Fitness(旧Xiaomi Wear Lite)の二つの専用アプリの好きな方を使用できました。

新モデルはMi Fitnessのみです。Xiaomi Smart BandシリーズはZepp Lifeを使っていた方が多かったので、買い換える方は注意です。一応、Zepp Lifeの一部のデータはMi Fitnessに移行することができます。

Xiaomi Smart Band 8を立ち上げると、使用言語を選んだ後、専用アプリのQRコードが表示されます。説明書は付属していませんが、専用アプリの指示通りやればペアリングなどは簡単に出来ました。

専用アプリのMi Fitnessは旧Xiaomi Wear Liteの時よりも改善されていて、使い勝手が良くなっています。以前のアプリは変なアバターが無駄に画面を占有していたり。

同時期発売のフィットネストラッカーと比較

Xiaomi Smart Band 8とFitbit Charge6を比べてみました。違いは以下の表のとおり。

Smart Band 8Fitbit Charge6
発売日2023年9月27日2023年10月12日
公式価格5,990円23,800円
バッテリー6日間7日間
エクササイズモード150種類以上40種類以上
GPSスマホのGPSを利用GPS内蔵
心拍数測定間隔最小で1分間隔
エクササイズモード中(毎秒)
リアルタイム(毎秒)
ストレス管理EDAセンサー内蔵
スマホの音楽や動画の操作YouTube Music Premium限定
専用アプリの機能記録の閲覧
デバイスの設定
アカウントの管理
記録の閲覧
記録の分析
デバイスの設定
アカウントの管理
コーチ機能(動画や音声教材)
目標設定と達成時のバッジ
コミュニティ機能
タッチ決済×Fitbit Pay
Suica
その他特徴画面が大きい
スマホのような操作感
スマホカメラのシャッター操作
ポモドーロタイマー
Fitbitトラッカー史上最高性能の心拍数測定機能
エクササイズ機器との連携
Googleマップとの連携

Xiaomi Smart Band 8は5,000円台で買える破格のフィットネストラッカーですが、高級機のFitbit Charge6とも負けず劣らずの性能です。Fitbitの方が睡眠や運動の記録などは細かいデータを取れますが、プロのアスリートでもない限り、その細かいデータを有効活用できるのか疑問です。スマホなども無駄に高い機種を購入しても、使いこなせなかったらお金の無駄です。

Xiaomi Smart Band 8は初めてのスマートウォッチとしてもおすすめです。

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