こんにちは!Fumiです。
デロンギの全自動コーヒーメーカーを購入しようか迷っている方向けに、現行モデル12機種の違いを解説します。私もまだ買うかどうか迷っているので、同じ目線で紹介できると思います。(記事を書いた後に購入しました。買って損はないです。)
デロンギは1902年にイタリア北部のトレヴィーゾで創業された老舗の家庭用電化製品メーカーです。特にコーヒーメーカーやエスプレッソマシンの分野で高い評価を得ています。デロンギ製品は、イタリアンデザインが特徴で、機能性も兼ね備えたオシャレなマシンが豊富にあります。デロンギの進化した全自動コーヒーマシンで、新たなコーヒーの世界を体験してみませんか?
デロンギの全自動コーヒーメーカ―のメリット
- 簡単にお店クオリティのコーヒーを淹れられる
- 自動洗浄にコーヒーカスの処理も簡単
- 豊富なコーヒーメニュー
簡単にお店クオリティのコーヒーを淹れられる

コーヒー豆や水を量る必要なし。前もってコーヒー豆や水をセットしておけば、ボタン一つで1分程度で抽出されます。全自動のドリップタイプのコーヒーメーカーだと10分くらいかかるので、朝の忙しい時にも便利です。
給水タンクは2L、豆ホッパー容量は300g以上入れられます。
自動洗浄にコーヒーカスの処理も簡単
コーヒーメーカーの電源をオンオフ時に自動で洗浄してくれます。ミルクメニューを作った後も簡易洗浄機能があるので、日々のお手入れは簡単です。コーヒーカスもカス受けがいっぱいになったら(10~14杯分)まとめて捨てるだけ。
洗い物はコーヒーカップくらいなので、インスタントコーヒー並みに楽です。
コーヒーメニューの種類

コーヒーメニューはエスプレッソはもちろん、浅煎りから中煎りにおすすめなスペシャルティなど豊富です。同じ豆なのにコーヒーメニューを変えるだけで違う味わいになります。なので、コーヒー豆一袋分の最後の1杯まで飽きずに飲みきれます。
エスプレッソ | エスプレッソラージ | ロングコーヒー |
ドッピオ+ | スペシャルティ | カフェジャポーネ |
アメリカーノ | カフェルンゴ |
ミルクメニューの種類

デロンギ独自の「ラテクレマシステム」で、ボタン一つでカプチーノなどのミルクメニューが楽しめます。コーヒーの味を引き立ててくれる、きめ細かい泡が魅力です。
カプチーノ | カプチーノ+ | カプチーノMIX |
ラテマキアーノ | カフェラテ | ミルク |
フラットホワイト | エスプレッソマキアート |
ラテクレマシステムとは?
カプチーノやカフェラテ、ラテマキアーノなどのミルクメニューはフォームミルクとスチームミルクを作らないといけません。手動で作る場合は、慣れるまで練習が必要です。が、デロンギのラテクレマシステムはボタン一つでふわふわの本格ミルク泡を簡単に作ることができます。

泡立ち具合も、お好みに応じて3段階で調整可能。
しかも、ミルクが一番甘みを感じる60~65度の温度で作るので、出来上がりが格別です。砂糖を入れなくても、美味しいカプチーノなどが飲めます。
余ってしまったミルクはコンテナごと冷蔵庫に保存もできます。牛乳だけではなく豆乳やアーモンドミルクも使用可能。
ラテアートも楽しめます!

フォームミルクは手動でも作れるので、別売りのミルクピッチャーを用意すれば、本格ラテアートも作れます。
逆にデメリットは?
- 高い(と言っても、それだけの価値はある)
- 大きい(普通のコーヒーメーカーより一回り大きい)
- 重い(10kg前後)
+αでうるさいと言っても、ミル機能付き全自動コーヒーメーカーでうるさくないって機種あります?その中でも、デロンギのコーヒーメーカーは音は小さいほうです。
デロンギの全自動コーヒーメーカーは大きく分けて3つのモデル
公式サイトでは12機種が販売されています。
- フルスペックモデル
- スタンダードモデル+ラテクレマシステム
- スタンダードモデル
それぞれのモデルの主な違いは
- コーヒーメニューの種類、ミルクメニューの種類
- フォームミルク(温めて泡立てたミルク)の自動/手動or手動のみ
- 機器の操作方法(タッチパネル式orダイアルとボタンの物理式)
デロンギは全モデル、低速回転のコーン式グライダーを採用し、摩擦熱を加えずに均一な挽き具合を実現。エスプレッソに最適な挽き目を7段階に調整可能です。9気圧での抽出など基本的な性能はどのモデルも同じなので、コーヒー自体の味はモデルによって差はありません。
フォームミルクの自動か手動どっちがいい?
自動だとミルクメニュー作りが楽だが、本体価格は高くなる
手動だとミルクメニュー作りが大変だが、本体価格は安くなる
手動で作る場合はデロンギ公式サイトや専用アプリCoffee Linkでレシピを確認できます。

おすすめモデルはスペシャルティを淹れられるかどうか
エスプレッソは基本、深煎りの豆を使用します。デロンギは3種類のレギュラーコーヒーメニューがありますが、エスプレッソを薄めたカフェジャポーネやアメリカーノは浅煎り~中煎りの豆には向いていません。浅煎り~中煎りの酸味を楽しむ豆はスペシャルティが向いています。
なので浅煎りから深煎りまでいろいろな豆を試したい方はスペシャルティメニューがある機種がおすすめです。
各3タイプをモデル別に比較します。
フルスペックモデルは4機種
フルスペックモデルはフォームミルクが自動でタッチパネル式です。デロンギの最上位に位置する機種で豊富なコーヒーメニューやミルクメニューが魅力です。価格は20万円台から
プリマドンナ クラス | エレッタ エクスプロア | エレッタ カプチーノ イーヴォ | エレッタ カプチーノ トップ | |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2021年10月 | 2023年5月 | 2022年5月 | 2016年12月 |
公式価格 | 318,000円 | 298,000円 | 258,000円 | 248,000円 |
実売参考価格 | 298,000円 | 298,000円 | 258,000円 | 177,573円 |
外寸 幅×奥行×高さ(mm) | W260×D460×H360 | W260×D450×H385 | W260×D460×H360 | W260×D460×H360 |
重量(kg) | 12.5 | 12 | 12 | 11.5 |
コーヒーメニュー (スペシャルティ) | 5種類 (〇) | 6種類(ホット) 2種類(コールド) | 6種類 (〇) | 5種類 (〇) |
ミルクメニュー | 8種類 | 9種類(ホット) 6種類(コールド) | 6種類 | 6種類 |
その他特徴 | 最上位モデル お茶メニュー スマホと連携 専用アプリ | 最新機種 コールドメニュー お茶メニュー | 最新タッチパネル | 上位機種コスパ良し |
プリマドンナ クラス ECAM55085MS

エスプレッソ | スペシャルティ | ドッピオ+ | カフェジャポーネ |
アメリカーノ | |||
カプチーノ | カプチーノ+ | カプチーノMIX | ラテマキアート |
カフェラテ | ミルク | フラットホワイト | エスプレッソマキアート |
- 公式オンラインショップで購入すると5年保証などの特典
- 専用アプリでコーヒーの量や濃さなどをカスタマイズ
- 4段階の温度設定で最適な抽出温度のお湯でお茶も楽しめる
【プリマドンナ クラス レビュー】朝の時短と在宅ワークのお供に!
エレッタ エクスプロア ECAM45055G

- デロンギ史上最多メニュー
- コールドメニューが追加
- コーヒーポッド(2~6杯分)対応
ホットメニュー
エスプレッソ | カフェジャポーネ | スペシャルティ | ドッピオ+ |
アメリカーノ | コーヒーポット | ||
カプチーノ | ラテマキアート | カフェラテ | カプチーノMIX |
エスプレッソマキアート | フラットホワイト | カプチーノ+ | コルタード |
ミルク |
コールドメニュー
アイスコーヒー | カプチーノ | カフェラテ | アメリカーノ |
ラテマキアート | カプチーノMIX | フラットホワイト | ミルク |
>デロンギ全自動コーヒーマシン エレッタ エクスプロアの詳細記事
エレッタ カプチーノ イーヴォ ECAM46860W

エスプレッソ | スペシャルティ | ドッピオ+ | カフェジャポーネ |
エスプレッソラージ | |||
カプチーノ | カプチーノMIX | ラテマキアート | フラットホワイト |
カフェラテ | ミルク |
- 最新タッチパネルで使いやすい
- お好みの豆量と抽出量をカスタマイズ可能
エレッタ カプチーノ トップ ECAM45760B

エスプレッソ | ロングコーヒー | ロングコーヒーラージ | カフェジャポーネ |
エスプレッソラージ | |||
カプチーノ | ラテマキアート | エスプレッソマキアート | フラットホワイト |
カフェラテ | ミルク |
- 最上位機種型落ちモデルのため発売当初より安く購入可能
スタンダードモデル+ラテクレマシステムは4機種
スタンダードモデルにミルクメニューが追加されたモデル。価格は10万円台から
ディナミカ | マグニフィカS カプチーノ スマート | マグニフィカ イーヴォ チタニウム | マグニフィカ イーヴォ ブラック | |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2020年10月 | 2016年9月 | 2022年9月 | 2022年9月 |
公式価格 | 198,000円 | 168,000円 | 168,000円 | 148,000円 |
実売参考価格 | 144,609円 | 116,000円 | 142,714円 | 124,722円 |
外寸 幅×奥行×高さ(mm) | W240×D445×H360 | W238×D430×H350 | W240×D445×H360 | W240×D445×H360 |
重量(kg) | 10 | 10 | 10 | 10 |
コーヒーメニュー (スペシャルティ) | 6種類 (〇) | 3種類 | 3種類 (〇) | 2種類 |
ミルクメニュー | 5種類 | 2種類 | 3種類 | 2種類 |
その他特徴 | 液晶パネル | 最新タッチパネル | 最新タッチパネル |
ディナミカ ECAM35055B

エスプレッソ | スペシャルティ | ドッピオ+ | カフェジャポーネ |
ロングコーヒー | My Menu | ||
カプチーノ | ラテマキアート | エスプレッソマキアート | カフェラテ |
ミルク |
- スタンダードモデル上位機種
- 豊富なコーヒーメニューとミルクメニューでコスパ良し
- 「My Menu」機能でお好みの濃さや抽出量を登録可能
マグニフィカS カプチーノ スマート ECAM23260SBN

エスプレッソ | カフェルンゴ | カフェジャポーネ |
カプチーノ | ミルク |
マグニフィカ イーヴォ チタニウム ECAM29081TB

エスプレッソ | スペシャルティ | カフェジャポーネ |
カプチーノ | ラテマキアート | マイラテ |
- 最新タッチパネルで使いやすい
- フォームミルクの泡調整機能が廃止
- マイラテ機能でコンテナのミルクを全部使用するリッチなミルクメニュー
マグニフィカ イーヴォ ブラック ECAM29064B

エスプレッソ | カフェジャポーネ |
カプチーノ | マイラテ |
- 最新タッチパネルで使いやすい
- チタニウムの廉価版
- マイラテ機能でコンテナのミルクを全部使用するリッチなミルクメニュー
スタンダードモデルは4機種
スタンダードモデルはコーヒーメニューのみ。フォームミルクは手動です。価格は手が出しやすい5万円台から
ディナミカ | マグニフィカS スペリオレ | マグニフィカS スマート | マグニフィカ スタート | マグニフィカS | |
---|---|---|---|---|---|
発売日 | 2019年9月 | 2017年1月 | 2021年2月 | 2023年11月 | 2020年6月 |
公式価格 | 138,000円 | 148,000円 | 108,000円 | 99,800円 | 92,000円 |
実売参考価格 | 100,000円 | 85,800円 | 85,680円 | 99,800円 | 56,800円 |
外寸 幅×奥行×高さ(mm) | W240×D445×H360 | W238×D430×H350 | W238×D440×H350 | W240×D440×H350 | W238×D430×H350 |
重量(kg) | 9.5 | 9 | 9.5 | 9.5 | 9.5 |
コーヒーメニュー (スペシャルティ) | 6種類 (〇) | 3種類 | 3種類 (〇) | 3種類 (○) | 3種類 |
その他特徴 | 液晶パネル | 液晶ディスプレイ | タッチパネル | 最安値モデル |
ディナミカ ECAM35035W

エスプレッソ | スペシャルティ | ドッピオ+ | カフェジャポーネ |
ロングコーヒー | My Menu |
- ブラック派の方におすすめの機種
- 豊富なコーヒーメニュー
- 「My Menu」機能でお好みの濃さや抽出量を登録可能
マグニフィカS スペリオレ ECAM23420SBN

エスプレッソ | アメリカーノ | カフェジャポーネ |
液晶ディスプレイで簡単操作
マグニフィカS スマート ECAM25023

エスプレッソ | スペシャルティ | カフェジャポーネ |
- スペシャルティメニューで浅煎り、中煎りの豆も楽しめる
- カフェジャポーネで深煎りの豆も美味しい
- スタンダードモデル一押しマシン
マグフィニカ スタート ECAM22020B

エスプレッソ | スペシャルティ | カフェジャポーネ |
2023年11月発売の最新機種
- スペシャルティメニューで浅煎り、中煎りの豆も楽しめる
- カフェジャポーネで深煎りの豆も美味しい
- タッチパネルでの簡単操作
マグニフィカS ECAM2112B

エスプレッソ | ロングコーヒー | カフェジャポーネ |
- 一番人気機種
- エスプレッソマシン入門機としてもおすすめ
まとめ:デロンギのコーヒーメーカーは別に高くない
全自動のドリップコーヒーメーカーならツインバード一択です。ドリップコーヒー1種類しか飲めないのに4万弱します。対して、デロンギは豊富なコーヒーメニューで1種類当たり2~3万円です。コーヒーを淹れる時間も圧倒的にデロンギが短いです。お店レベルのコーヒーを自宅で好きな時間に飲めるので、元は取れます。
デメリットは缶コーヒーやインスタントコーヒーを2度と飲めなくなってしまいます。

で、Fumiはどのモデルを購入したの?

プリマドンナ クラスを購入した!ミルクメニューがマジで美味しい。
シロップも購入してキャラメルラテやカフェモカなどのアレンジレシピも美味しいよ!
以上!ノシ
追記:プリマドンナ クラスを購入したよ!
デロンギのコーヒーメーカーにおすすめのグラスやコーヒー豆
デロンギのコーヒーメーカーと一緒に買いたいグラスなどは下記の記事を参考にしてください。
お手頃価格!?手動式エスプレッソマシン
手間はかかりますが、味を追求するなら手動式モデルがおすすめです。
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